日本国民フォーラム「いま危機にある日本の行方」

講師:渡辺喜美 代議士

みんなの党代表 5月31日(月)大宮ソニックシティ会議室


●本日は国体委員長会議をしているのに本会議のベルを鳴らした。横路議長が横道にそれた。前代未聞である。
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▼理由は温家宝の晩餐会に間に合うためにという理由で滅茶苦茶なものである。(媚中もいいところ)

◆普天間移設は県外・海外に移すと言っていたのは鳩山さんだけ、民主党のマニフェストにも書いてなかった。
8ヶ月迷走して、結局元の案に戻った。

・普天間でヘリ墜落した時に橋本元首相が普天間返還を求ようと決意した時に、当時の官僚である田中均氏が「反米主義者に思われますよ」と反対した。官僚などはそんなものである。政治がしっかりと主導して行けば当時のクリントン大統領も返還の説得出来た。
そして、橋本元首相は半年間で16回沖縄を訪問し、地元を説得した。

▼鳩山首相は、選挙目当てだけで県外などと言い、最後は抑止力が必要だと辺野古に戻したのは国家経営の資格なし。

・国家間の約束事はそもそも、政権が変わったても守らなければならない。
・縦割りの官僚主導がこの国を駄目にしている。
・1990年代世界の大転換の中で、我が国は過去の成功体験から抜け出せなかった。
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 若手官僚が良い提案をしても天下り先を減らす事が出来ないので改革が出来なかった。

●デフレ経済になってしまった。
・倒産がどんどん増える。
・給料が下がりっぱなし。
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デフレ経済の中でも給料が下がらないのは公務員。公務員の特権を見直すべき。

▼格差が拡大したのは構造改革のせいではなくて、デフレが拡大したからである。

・むしろ小泉時代に徹底した改革が出来なかったのが問題。財務省がステルス支配をやっていた。

◆小泉政権時代の問題点
・財務省が嫌うものは、地方交付税。中央集権型を残したまま交付税を減らしたのは問題。
・医療費がかかるので医療費を削り、医療崩壊をした。

●みんなの党の重要政策

・地域主権型道州制導入で格差を是正する事を目指している。
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役所のスリム化が進む。医療・年金は個人の意志が尊重され、個人でメニューを選べる。

・消費税は地方の財源にする。地域が権限と財源を握る。その方がはるかに無駄が削られる。

「全国一律金太郎飴な民主党政策は駄目。」

▼子ども手当は国民をバカにしている。亡国の政策。

三重県松坂市(16万人)では民主党は日教組系が主導して現職を応援していた。
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34歳の元民主党県議会議員が当選。子ども手当があれば、自治体の工夫で市民税だっていらなくなるかもしれないし、すばらしい子育て施策が出来ると述べていた。

・6月からバラマキが行われる。来年は5兆円。全国一律でバラマキすれば選挙に勝てると思っている。国民をバカにしている。

●みんなの党は現場首長の会(足利市長代表)の主張を支持する。

▼農政について

・我が国の農政は官僚統制をやっているから農業が駄目になっている。
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そこに全国一律で個別補償ではよくならない。
・水田の効率が悪い。我が国の米はカリフォルニア米の3割生産性が悪い。

「農業の現場を一番わかっている行政自治体。自治体に任せるべき。」

▼民主党は自民党よりグロテスクな官僚統制をやっている。

・郵貯の限度額引き上げして国営銀行を作ろうとしている。
・巨大財政投融資の会社をつくり、世界のインフラ整備をしようとしているが、官僚がやれば必ず失敗する。
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官僚がちょっかいを出すとJALのように失敗する。

●自民党も民主党も官僚依存。民主党は組合依存なのでもっと悪い。10年もしたら必ず破綻する。
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国家が破綻した時には、預金封鎖され国民が泣きを見る。
官僚ファシズムがはびこれば、国民が酷い目にある。

▼既存政党は官が偉いとしているがみんなの党は民が主役になるべき。
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みんなの党はたった6人が第3極になっている。

◆参議院選挙で勝てば、キャスティングボードを握る。
「民主党となんか組まない。」
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民主党の悪法を参議院で切る。
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民主党がばらけてくる。民主党の崩壊が始まる。
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この指止まれの政界再編をして第二極、そして第一極になる。

・すでに世論調査によっては、みんなの党は第二党、第一党にもなっている。

▼ノウハウ覚悟、情熱、知識、経験を持っているみんなの党が変えるしかない。

47都道府県で必ず一人づつ候補者を出したいと思っている。
33人すでに決定している。

●みんなの党は全都道府県プラス1人で秋葉48で候補者を出し頑張りたい。