埼玉県議会議員 鈴木正人 やわらかまじめWEB

 活 動  活 動  活 動  活 動  活 動
 刷新の会・会派
岡山県バイオマス真庭ツアーを視察
平成24年7月9日(月)〜10日(火)
 
  刷新の会では、さる7月9日から10日にかけて、岡山県真庭市で取り組まれているバイオマス真庭の見学ツアーに参加させていただき、木の樹皮や端材など以前はあまり有効活用されなかったものを地産のエネルギーなどにする事よって最大限活用するバイオマスタウン構想を視察いたしました。
    民間の取り組みとして、石油や石炭の代替燃料となる木質ペレットの製造やエコ発電という事で製材業に発生する木材の廃材を活用したバイオマス発電や、バイオマス資源の安定供給のためにバイオマス集積地が整備され、旅館共同組合では廃油を再利用したバイオディーゼル車を多くの旅館が導入し、廃食用油の再利用が積極的に行われておりました
   また、真庭地域の製材所から出るスギ100%のおがくずを活用したえのき茸工場が、地域のえのき茸組合に培養したえのき茸の元を出荷し、降雪地帯で秋から冬にかけて青果物の栽培が困難な地域にえのき茸の栽培が地元農家でも出来るようになり、冬場の出稼ぎ労働者が減ったとの事であります。
   真庭市役所では合併によって新しい庁舎が出来たのですが、そこの冷暖房には木質のチップを活用したバイオマスボイラーの導入し、地域の資源を活用した地元木材による庁舎づくり、さらには太陽光発電、電気自動車充電施設を設置し、木片コンクリート舗装の歩道を整備しておりました。
  また、酪農地帯という点を生かし、地域循環型の安全な土づくりのために「バイオマス堆肥」をつくる堆肥センターを設置し、おが屑と牛の糞尿とまぜて再利用し、バイオマス堆肥を安価で製造し高原野菜栽培の農地、または放草地に散布され豊かな土壌づくりに役立てておりました。
 
  そもそも真庭地域には、木質バイオマス事業に適した自然環境があり、地元の若手経営者や各方面のリーダー達が中心となりバイオマスタウンの推進力となって、地域内の自然再生資源の中で、最も有望かつ豊富な木質資源を効率的に活用することで、自然環境と人類の存続といった課題に貢献できると考えて、この取り組みを進めているとの事であります
 
  また、バイオマスタウンの取り組みによって、循環型社会を売りにしたバイオマスツアーは、我々のよな議員や行政の職員だけに限らず、多くの一般の々も興味があって真庭地域を訪れており、循環型地創造は、まちおこしや新たな観光スポットとしても成果があり、一席二丁の取り組みでもありました。
 
  わが埼玉県でも、まだまだ森林や豊かな自然も残っており、この真庭地域バイオマスタウンから、循環型社会の創造や県内観光のさらなる振興として、学べる点が多々あると考えております。
 埼玉県が現在力を入れて取り組むエコタウン構想にプラスして、こうしたバイオマスタウン真庭の実績を上手くミックスさせ、さらなる自然にやさしい故郷埼玉をつくっていきたいと考えております。

刷新の会・無所属会派
大阪視察
平成24年2月15日(水)〜16日(木)
 
    【視 察】
  • ■塚本幼稚園
    • 大阪市淀川区塚本1-6-25
  • ■府庁本館2階 大阪維新の会
    • 大阪市中央区大手町2
  • ■大阪市役所 大阪市議会
    • 大阪市北区中之島1-3-20
 
 
   
 
   
   
   
 

教育勅語・五箇条の御誓文を暗唱するスーパー幼稚園 「塚本幼稚園の動画」↓

 
 
 埼玉県内を視察
刷新の会
平成23年9月13日(火)

【視察先】
埼玉県農業大学校(鶴ヶ島市) 
埼玉県動物指導センター(熊谷市)
循環器・呼吸器病センター(熊谷市)
 

 
 埼玉県内避難所 被災地を視察
刷新の会
平成23年6月15日(水)

 
 双葉町避難所(旧騎西高校)視察
(井戸川 町長より説明を受ける)
   
   
久喜市栗橋総合支所 (久喜副市長より説明を受ける)
南栗橋 液状化現象被害地域 視察 
   
   
   
   
 県議会「刷新の会」のメンバー全員で、双葉町民の避難所と旧栗橋の液状化現象被災地を視察いたしました。避難所はおおむね後は風呂の完成を待つだけの状態でしたが、故郷に帰れるのか帰れないのか葛藤する町民の皆さんの心のケアが大切だと感じました。
 旧栗橋町の液状化は酷いもので国が全く動かないのであれば、県の支援も本気で考えねばならないと思ったところであります。
 

   介護付き有料老人ホーム   すこや家 志木柏町 を視察 (グループホーム みんなの家・志木)

平成22年4月22日

 無所属刷新の会のメンバーと志木市内の有料老人ホーム「すこや家・志木柏町」 グループホーム 「みんなの家・志木」を視察させていただきました。
 完成して間もない事から大変綺麗で、施設や介護サービスも行き届いており、スタッフの方々も大変親切で明るく、すばらしい場所でした。
※参考ページ→http://masters.goo.ne.jp/life/care/home/guide/140820.html
 
都市ガス次世代エネルギーと地震防災対策を視察
平成21年8月26日(水)

 東京ガス(株)様のご協力により一次エネルギー消費量を約33%削減、二酸化炭素(CO2)排出量を約45%削減することが可能な都市ガスによる環境にやさしい次世代エネルギーや今後の一般市場への発売を目指す水素カー、そして都市ガスの地震防災対策についての視察をいたしました。

 次世代エネルギーと言うと太陽光パネルばかりが注目されておりますが、都市ガスから水素を取り出し空気中の酸素と反応させることで発電する、こうした環境にやさしいシステムも注目大であります。

 こちらの普及促進も二酸化炭素削減のためには大変有効であると感じました。


 
千葉県救急医療センター
湘南やまゆり学園の横浜あすか幼稚園を視察
平成21年6月7日(月)〜8日(火)

千葉県救急医療センターは、千葉県全域を対象に重症患者の救命救急医療を目的として、1980年に開設された県立の3次救急医療施設であります。

全国でも数少ない独立型の「高度救命救急センター」として千葉県全域を対象として24時間体制で、心筋梗塞、脳卒中、多発外傷、頭部外傷等の重篤救急患者さんや広範囲熱傷、指肢切断、急性中毒等の特殊疾病患者さん等の救命医療を行っております。

一次または二次救急医療施設でスクリーニングされた患者さんや、救急隊の判断で直接搬送されるため、外来診療は行っていないとの事。

救急車到着時には、基本的に循環器科・脳神経外科・内科・心臓血管外科・一般外科・形成外科・整形外科・麻酔科等の全ての科の医師が処置室に駆けつけ、交通事故などの多発外傷等の場合は、自分の担当する部位をチェックをするそうです。

平成20年度の利用状況は、入院患者延べ数で30,656人、手術件数2,361件、平均在院日数14.9日、病床は100床で利用率は84%となっておりました。

 また、医師の確保という点では、とりわけ救急に特化した中で、最新の医療設備を駆使して様々な症例の怪我や・病気の治療を行っている当該病院での勤務を希望する若い医師も多く、大学の医学部とも連携を図っているとのことであります。

 また、DMATも4名1チームとして現在2チーム編成できる体制をとっており、今年度中にもう1チーム増やせる体制がとれるように現在取り組んでいるとの事。

 センター長のお話を伺っていると、時代の流れに即した救急医療を追求し、社会ニーズの変化に対応するために進化し続ける努力と取り組みをされている病院であると感じました。 採算性はどうしても行政の補助が無いと運営が難しいそうですが、予算が許せば、是非安心安全のためにも本県にも「高度救命救急センター」が設置出来ればと思ったところです。


 
湘南やまゆり学園は、神奈川県下に幼稚園8園を運営しており、躾は体に教え、教育は心を育てることである」との教育理念のもと、特色ある多彩な教育プログラムを取り入れた運営を行っております。

 年長になると、剣道を取り入れた教育授業が週1回教科として行われており、さらに週1回希望者のみ朝練があります。剣道の授業を視察させていただきましたが、どの子供達の目も生き生きとして輝き、大きな声で挨拶や返事をする姿や、きびきびとした動作で竹刀を振る姿に大きな感動を覚えました。
 
 また、教室では、ひらがなだけではなく漢字の入った本の朗読やフラッシュカード等を使ったテンポの速い授業に、みている私たち大人が驚かされると同時に、子供達の持つ潜在能力の高さを改めて感じたところでございます。 

 理事長さんによると、躾は“つ”のつく(1つ(1才)から9つ(9才))までが一番良いとの事で、幼児期に子どもの心にしっかりと刷り込んでおくことが教育の原点であり、押しつけ刷り込み教育に反対する自由保育は動物の放し飼いのようで、子供自身が生きる力が身につかず教育とは言えないとの考え方には大変感銘を受けました

 また、一人一人与えられる時間は平等にあるので、その時間を漫然と過ごすよりは、子供達が楽しく、遊びと体験の中で五官を刺激し、感性を磨き、集中と発散のリズムをつかみ、子供達の潜在的に持っている能力を最大限に限り引き出してあげることができれば、子供達にとっても幸せなことであると考えているとのお話をいただきました。
 
 昨今のゆるい甘やかし教育の現場とは明らかに違っており、子供達もぐずる事なく目を輝かせ大きな声を出して熱心に授業を受けている姿に心から感動させていただきました。もう一度昨今の教育のあり方を見直し、子供達の生きる力を育むためにもこうした手法を全国に広げるべきだと感じました。

 
長野視察に行ってきました
無所属刷新の会長野視察

1 日程 平成20年2月5日(火)〜平成20年2月6日(水)
2 集合 平成20年2月5日(火)
午前10時00分 JR大宮駅新幹線のりば
3 視察
  参加議員
鈴木 正人  議員
小野 克典  議員
舟橋 一浩  議員
中屋敷慎一 議員
4 視察先 (1) 長野県議会・長野県議会自由民主党議員団
   長野市大字南長野字幅下692-2
   ご担当 議会事務局 総務課 宮原さん
   連絡先 026(235)4711

(2) 株式会社 まちづくり長野
   集合場所 ばてぃお大門 
     
   説明者   越原タウンマネージャー

   連絡先   株式会社 まちづくり長野
   ご担当   羽田事業推進課長
   ご連絡先 026(267)5326
 5 費用(志木支部)  無所属刷新の会 長野県視察

平成2025(火)〜6日(水)

領収書を添付出来なかった交通費

24日(月)

中浦和〜大宮 JR埼京線160

25日(火)

大宮〜中浦和 JR埼京線160

鈴木正人(志木市支部分)合計 320

領収書の内訳

鈴木正人(志木支部分)合計 24,660旅行会社発行

25日(火)

大宮〜長野 新幹線 7,780

JALシティホテル9,100

26日(水)

長野〜大宮 新幹線 7,780


交通費(領収書あり)

25日(火)

2,060

中浦和駅までのタクシー代

2月6日(水)

最終視察場所〜長野駅のタクシー代


710円

中浦和からの帰りのタクシー代

2,060円


合計金額  29,810円
(志木支部・鈴木正人分)


出発時刻 出発時 着時刻 到着地 内容
5日 10:14

12:40








10:10
JR大宮駅

JR長野駅








長野県庁
11:25

12:50








16:30
JR長野駅

長野県庁








宿泊先
JR新幹線 あさま513号
JR長野駅周辺で昼食
タクシー等で移動(徒歩10分程度)

◎視察(13:00〜)
  政務調査費の取扱い等について
  ※議事堂1階総務課宮原さん
  (14:00〜16:00)
  長野県議員会自由民主党議員団
  政務調査費の取扱い等について

タクシー等で移動

宿泊
ホテルJALシティ長野
長野市問御所町1221
電話 026(225)1131
6日 9:30








11:40

13:45
宿泊先








視察先

JR長野駅
9:50








12:00

15:06
ぱてぃお
   大門







JR長野駅

JR大宮駅
タクシーで移動

◎視察(10:00〜)
  株式会社 まちづくり長野
  ○中心市街地活性化基本計画の策

  経緯、実績事業(現地見学含む)
  「ぱてぃお大門」見学

タクシーで移動

JR新幹線 あさま528号  

大宮駅解散
無所属刷新の会・長野県視察レポート
平成20年2月5日〜2月6日
「長野県議会 政務調査費について」
 地方自治法が改正され、議員が調査研究活動を行うための必要な経費の一部として政務調査費が交付されることとなり、埼玉県議会や長野県議会でも各会派に対して政務調査費が交付されております。

この政務調査費は、議員が調査研究費活動を実施する上で無くてはならないものであるとするものの、一方で県民の皆さんから「政務調査費が有効に使われているのかわからない。」といった声が寄せられておりました。

 そこで、長野県議会としては、平成15年度分の政務調査費から、全国に先駆けて領収書を含むすべての証拠書類を公開しております。更に政務調査費のより厳正な取り扱いを期すために、「政務調査マニュアル」の策定を議会運営委員会検討会議に諮問し策定されました。

 このマニュアルは会派自らが判断するための指針とするものであり、これにより、政務調査費の使途の明確さと透明性が更に高められることとなり、この点において長野県議会は全国のトップランナーになりました。

 1つ目として、政務調査費の使途基準ということで、基本指針、使途項目を明確に定め、政務調査費の充当が不適当な経費を参考事例としてあげ、2つ目は使途基準の運用指針として、実費弁償の原則、按分にあたっての指針を定め、3つ目は項目別充当指針として、交通費宿泊費等の明確な基準と、会費、会議費として使える物も整理し、広報費、事務所費(事務所経費)、人件費のあり方や按分の仕方などが整理されております。

 そして、4つ目として、会計処理として会計帳簿等の整理保管、証拠書類の整備、会計帳簿類の整備、政務調査費の返還方法が記されております。

 最後に5つ目として、収支報告書等の閲覧(情報公開)の方法が記されておりました。

 領収書も全面公開という事で、具体的項目など大変整理出来ており、長野県議会としての明確な基準があって議会事務局も当然関わっておりますので、しっかりとした報告書が各会派出来ておりました。

 今現在の埼玉県議会として各会派が報告書を作成、整理するのは大変な作業ではありますが、県民の皆様の血税で調査研究活動をさせていただいている以上、長野県議会のようにしっかりとやらなければならないと感じました。
 
 また、議会事務局からの説明の他にも、長野県自由民主党県議団からもお話を伺う事が出来、実際どのように調査費を使ってきているのかお聞きをしましたが、会派で報告書をまとめたりする作業や使途基準に沿って調査費を使うための作業がとても大変になるために、自民党県議団としての県議会の控え室に専門の職員を配置し雇用しておりました。

この職員の方には、調査費の中から給与と社会保険等の支払いもしっかりとしているとの事でありました。

 また、長野県自由民主党県議団として「政務調査費に関する要項」も作成されており、具体的に人件費や事務所費、会議費、交通費、新聞代、書籍代の使い方などが記されており、団としてもさらに明確に使途基準が決まっていて、そうした厳しい基準に基づき政務調査費が使われておりました。
 
 県議会控え室を本部として、専門の職員を常勤で配置するかはそれぞれの会派の考え方としても、税理士さんなど外部の目から政務調査費の使い方について指導もいただき、専門にチェックをしてもらう必要性についても感じました。

 今のところ埼玉県議会としては、領収書の公開や明確な使途基準はありませんので、今は我が会派「無所属刷新の会」として、しっかりと書類を整理し、領収書の公開等をしていき、同時に事務作業量もそれなりに大変である事も事実でありますので、議会事務局も堂々とかかわれる形になるように、やはり埼玉県議会としての明確な使途基準を作成する事と、領収書の全面公開が必要であるとの訴えを引き続き議会内でしていき、長野県議会など先進県を参考に実現させていくべきであろうと考えております。
「ぱてぃお大門整備事業について」

 平成12年に、空き店舗・空き施設化が進んでいた長野市の善光寺の表参道沿い古くから善光寺の門前町として栄えてきた一角の地区で売却話が持ち上がり、街並み保全のため地元有志の組織である(有)長野大門会館が平成13年6月にこの土地を取得し、これが現在の「ぱてぃお大門」の契機となりました。
 
 ダイエー跡開発(もんぜんぷら座)で一定の成果を上げたTMOである(株)まちづくり長野が、平成15年9月に事業主体となり、国から事業計画の認定とリノベーション補助金の交付決定を受けて、建設事業がスタートしました。

 ちなみに、土地面積は約0.31ha施設面積約2,500uとなっております。
空き屋化していた伝統的景観を有する既存建物等を、商業地の活性化(タウンマネージメント)を行う機関であり、タウンマネジメントオーガナイゼーションの略称であるTMOが事業用借地を活用し、既存建物のコンバーションや新規建築を行って、テナントを誘致し、プロモーション活動、整備後の施設管理運営を行いました。

 1,TMOが事業全体をトータルプロデュース
TMOが事業全体を総合的にマネージメントし、テナントミックスによる商業施設とすることで、建物空間の魅力とテナントの魅力を相互に高め、相乗効果を生み出している。連担建築物設計制度(建築基準法第86条第2項)を活用することで、既存建物を可能な限り有効活用しつつ伝統的な街並みの保全再生を図りました。

 2,TMOが事業主体となる
TMOは自ら事業主体となり、事業費の約1/3を占める自己負担分について詳細な事業計画書をもとに商工組合中央金庫より無担保無保証の融資を受けることに成功しました。

 3,善光寺周辺の活性化の中核的事業
TMOが、都市の最も重要な位置にあった低・未利用地の有効活用を牽引、この事業により、善光寺の門前周辺が長野市を代表する集客ゾーンとして蘇りました。
(初年度は約50万人)

 そして、事業スキームとしてTMOが土地活用の当事者として事業計画・資金計画から空間形成にいたる事業全体を主導したとの事で、TMOである(株)まちづくり長野が、地権者12人から土地を20年間の事業用定期借地により借り受け、上物の整備、テナントリーシング、管理運営を行っております。

 上物の整備に当たっては、経済産業省の中小商業活性化総合支援補助金(リノベーション補助金)をうけており、補助対象事業費は4億8,640万円、負担割合は国・市・TMOが各々1/3となっております。
総事業費は5億4千万円(うち補助対象は4億8,839万5千円)
補助対象分の内訳は、TMOが1億8,213万3千円、国が1億5,213万1千円、市が1億5,213万1千円だったそうであります。

 ちなみにTMOの負担する事業費については、商工組合中央金庫から無担保無保証の融資を受けているとの事でありました。

 地域の再開発は対象地が培ってきた歴史、伝統、文化、立地、交通、地形、所有関係などの全てが考慮され、その地に合った解が得られるもので、一律な正解はないとしながらも、 善光寺門前で参拝客に荒涼とした風景を晒していた当該地は、12名の地権者に所有され、日本海側と太平洋側を結ぶ問屋街であった長野市を象徴する蔵が集積した、緩やかな南斜面の地であり、この歴史、地形、建物、樹木を極力活かし、地元と観光客の双方に支持される飲食店中心の商業集積を立案したそうであります。

 その結果、長野市の町づくりの基本となるデザイン、スキーム、コンセプトの結晶を見本の形で具体的に地域に提示できたと考えているそうであります。

 既に瓦と白壁を活かした店舗改装が、さざ波の様に周辺に広がり始め、民間主導の今回の開発に触発され、各種の再開発が中心市街地で続々とスタートしておりました。

 ぱてぃお大門は、中心市街地の使われていない商家や土蔵を活用した商業テナントミックス事業であり、既存の資源を最大限に活用することがポイントで、土地利用においては、連担建築物設計制度を活用し、敷地全体を一団地として認定を受けて整備されましたが、課題としては、予想以上に建物の老朽化が著しく、改修費用と時間がかかり、採算に見合う十分な店舗面積を確保できなかったことが挙げられるそうであります。

  しかし、「鰍ワちづくり長野(TMO)」が、短期間で地権者との交渉を成立させ、住民との合意を形成できたことが、早期の事業完了に繋がった要因だそうであり、今後は、施設近くに整備した駐車場を活用して、新たな誘客を図り、中心市街地活性化の核施設になることを地域は期待しているようであります。

 やはり、商業地の活性化(タウンマネージメント)を行う機関であり、タウンマネジメントオーガナイゼーションの略称であるTMOが整備事業の主体となり、(株)まちづくり長野にいる民間の大型店などのマネージメントをした経験した方などの民間の発想によって「ぱてぃお大門」整備事業が進んでいるので、決して簡単ではないものの閑散とした街にきれいな商業の町並みが整備されただけでなく、中心市街地に採算の取れる店舗が入り、活気が戻りつつある事に関心をいたしました。
会派結成より初の視察に行って参りました!!

無所属刷新の会大分県視察 

日程 平成19年6月14日(木)〜平成19年6月15日(金)
2視察
 参加議員
鈴木 正人 議員(無所属刷新の会)     
中屋敷慎一 議員(無所属刷新の会)     
小野 克典 議員(無所属刷新の会)     
舟橋 一浩 議員(無所属刷新の会)  
3視察先 大分県議会
所 在 大分市大手町3丁目1番1号
電 話 097(506)5019  
4調査内容  (1)森林環境税について、その導入経緯、制度概要と環境  税の使途等について    
(2)「大分県小売事業者等によるまちづくりの推進に関す   る条例」の制定までの経緯と、内容等について
大分県視察レポート
  視察経費内訳

get Adobe Reader