朝鮮高級学校の授業料無償化を完全撤回するよう求める意見書(案)
無所属刷新の会
政府の朝鮮高級学校への授業料無償化の対応は、当初、日本の専修学校と同等の基準で無償化制度適用の審査をすると決定していたが、北朝鮮による延坪島(よんぴょんとう)砲撃事件の発生によって木文部科学大臣はようやく、「砲撃は平和を脅かす極めて遺憾な行為で、朝鮮学校の授業料無償化制度適用についての影響は極めて大きい」とし、朝鮮学校からの無償化申請を受理しない可能性を示唆するに至った。
菅直人首相も「砲撃という大きな事件を国会で議論している中でプロセスを止めると指示しました」と述べた。
現在、一時的に朝鮮高級学校への無償化は停止しているが、今後も機会があれば朝鮮高級学校無償化が実施される可能性がある。
そもそも、本年11月5日の文部科学省の「検討会議」の結論そのものは「教育内容を判断基準としない」という大変問題がある内容のものであった。
朝鮮高級学校では、金日成、金正日に対する個人崇拝が行われ、歴史教育では「朝鮮戦争は米国と韓国によって起こされたもの、大韓航空機爆破事件は韓国のでっち上げ、日本人拉致問題についても日本当局が極大化した」などの虚偽、捏造教育がされているとの情報もある。
また、朝鮮学校の管理運営は朝鮮総連の指導の下に進められているとの公安情報もあり、まさに純粋な児童生徒をテロ支援国家によってコントロールし、反日教育を進め、テロリスト養成をしている学校なのではないかと言われても仕方がないものと考える。
よって、ただちに延坪島(よんぴょんとう)砲撃前に決定した朝鮮高級学校における授業料無償化について、「教育内容を判断基準としない」という決定を見直し、拉致問題を解決しようとしないテロ支援国家の影響を受ける団体への無償化を完全撤回するよう求める。
以上、地方自治法99条の規定により意見書を提出する。
埼玉県議会
平成22年12月
内閣総理大臣 菅 直人 様
内閣官房長官 仙谷 由人 様
文部科学大臣 木 義明 様
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